ボンヴィヴァン(伊勢外宮前 ボンヴィヴァン)

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プロフィール 河瀬毅  ---06/02/09---

早いもので、もうバレンタインデーです。営業タイムが過ぎると厨房もパテシエルームと化して全員で生チョコや焼き菓子作りに追われていて更新が遅れてしまいすみません。

私達が作ったお菓子がとりもって、どこかで愛が芽生えることを願いながら、一生懸命こしらえました。

それにしても、オーブンから出た菓子がマダムやホールスタッフの手にかかり包装され、ディスプレイすると一段と美味しく見えるんです。是非見に来てください。

2月13日は月曜日ですが11時から6時までカフェにて販売させていただきます。


■博多旅行

それはそうと、正月の代休を取って2泊で博多に行ってきました。
念願の川べりの屋台も堪能しましたしホテルの近くにポツンとあった屋台の料理も最高でした。
そして、何より一風堂本店の重ね味ラーメン。感動を通り越して陶然。そして幸福感。
スタッフの接客態度と仕事に向かう姿勢は、実に共感を覚えました。
あろうことか家族で二日通ってしまいました。本当にごちそうさまでした。
さて本来の目的であるケーキ屋さん巡り。
ジャック、パテスリーフレ、16区。凄いですね、それぞれのお店が個性あり、一本芯が通っておりました。
お店でお目にかかれなかった三嶋グランシェフが、その後訪れたデパートのフェアでアップルパイを自ら作っておられ、たまたま目が合いニコッと私に微笑まれた瞬間、体中に電気が走りました。
三嶋シェフ、一方的ですがお会い出来て光栄でした。
パテスリーフレのケーキももちろん最高に美味しかったのですが、もっと感動したことがあります。
イートインしたのですが、なんとデザートワインがあったのです。
どこでも紅茶、コーヒー、カモミール・・・が多い中で、ここのリストには、甘いワインがありました。
それもブーブレです。マニアックと言うかなるほどと言うか・・・しかも、それをシェフブレンドしてあるとか。
甘口ワインにブーブレを選び何かをブレンドするなんて凄い。
ここのシェフはもしかしたら、ワイン好きで料理も好きかも知れない。
食前酒、シャンパン、ワイン、デザートワイン、食後酒。これらは僕達料理人の得意分野だと思っていたので嬉しかったです。そしてもちろんケーキと合わせて飲むと抜群の相性でした。

このように私達のグルメ旅行は、決して視察ではなくて単に楽しむだけなんです。
真似してなんぼの世界じゃないないのでひたすら食べるだけ。
でも本店に出かけるとその店と料理やお菓子を通して向こう側にいるシェフの姿が見えてくる。
そして、尊敬して少しでも近づきたいと願う。
と言うことで春は、四国あたりを狙ってます。

今回は文章ばかりになってしまいましたね。それはそうと前回に宣言したミュゼボンヴィヴァンのコース料理は、ようやくメニューが完成して三月からスタートです。近じかアップしますのでお楽しみに。

今回は、画像が少ないので私の仕入れ車である愛称”ミルクチョコレート”
を載せておきます。



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